半蔵門駅から徒歩3分…。
とあるビルのモダンな入り口からエレベーターで10階へ…。
名だたる名店で修行を積んだ田坂シェフが描き出すネオクラシックフレンチ
『ARGO(アルゴ)』
店内に入るとまずは書籍の並んだエリアへ案内され、しばしスタッフさんと談笑。
色々見させていただくと、家にも欲しい洋書がたくさん(…と言っても俺の場合は読まずに飾るだけだけど(笑))
実際にお気に入りが見つかれば購入もできたり、コーヒー飲んだりもできるんですよ。
店名「ARGO」の由来はギリシャ神話に出てくる船の意。
エレガントな豪華客船のようなインテリアはその船をモチーフにしているんですね。
今回は俺の誕生日のお祝いをしてもらいました
誕生日…と言っても1ヶ月近く前だけどね(笑)なんだか予定が合わずにこんな時期になっちゃった。。。
贅沢にも東京タワーやライトアップされた国会議事堂が見える個室まで用意してもらいましたよ!
コースはシンプルに1種類のみ。
まずはスパークリングワインで乾杯!
■清瀬の玉蜀黍
コース料理のスタートはトウモロコシのポタージュから。下には旨味たっぷりのゼリー。隠し味にいしりや昆布も。
■瀬戸内の鱧 東京の杏子 ねりまめ
弾力をしっかり残し骨切りした鱧は二つの食べ方を提案。
片方は甘みと酸味が特徴的な杏子のピューレが。そしてもう片方はあんずのシャリシャリとしたシャーベット&キャビア。それぞれ使っている素材は非常に近いものなのに、テクスチャーの違いを楽しめますね。
■フォアグラと高農園の新玉葱
濃厚なフォアグラに合わせるのは、玉ねぎのフリット&ピューレ。特にフリットがあることでとろけるようなフォアグラに食感と塩味のアクセントを。
■北海道産ホワイトアスパラガスとリードヴォ 舟形マッシュルーム
ミルキーでネットリとしたリードヴォ(仔牛の胸腺)に合わせるのは、夏みかんのソース。これが秀逸で甘み酸味、そして最後に苦味を感じさせてくれるんです。滑らか感極まりない、程よい甘みのホワイトアスパラもうまいね!
■鵜飼い
見た瞬間「犬神家!?」と思ってしまった(笑)その名も鵜飼い。見事に顔面から突き刺さってます。。。
素焼きした稚鮎は程よい苦味。下にはうずらバルティーノ、コンソメのスープとじゅんさいを合わせて。
■ヒラメと本田農園のトマト
フルティカ、プチプヨ、フラガール、華おとめ、トマトベリー…フレッシュなトマトの食べ比べも楽しい逸品。
■香川産グリーンアスパラとハニーデューのグラニテ
お口直しにはアスパラ感がしっかり残ったシャリシャリのグラニテ。
■リムーザン産仔羊のロースト 赤ワインソース
上にはその場で黒トリュフをかける演出。ご覧の通り表面を強めにローストしたラム肉は弾力もしっかり。
グリルした野菜もうまいねぇ。
■胡麻団子
胡麻団子…ってあるからデザートなのかな!?と思いきや、実は中にはチーズ、トリュフ、梅のジュレっていう変化球。
■アバンデセール
フランスの焼き菓子、しっとりとしたサヴァランの中にはミントが入っているので、嫌な梅雨のあけたような爽やかな味わいに。
■グランデセール ★いっしーリコメンド
思わず「うまい!!」って叫んでしまったピーチメルバ。
上から順にアーモンドのスライス、木苺のソース、桃のコンポート、そしてバニラビーンズたっぷりのアイス。
何層にもなっているので、食べる箇所によって様々な味に変化して、いろんなデザートを食べているような楽しみ方も♡
そして誕生日のケーキまでいただいちゃいました。
さすがにお腹パンパンで動けないので、テイクアウトさせてもらいましたよ(笑)
■ARGOの宝箱
最後にちょこっとお土産が。小さな箱の中には…。ナイショです(笑)
正統派なフレンチの面もあるけど、少し遊び心を入れたりしているのが色々発見があって飽きさせないんだろうな。
料理はもちろん、お店の雰囲気や格式、ホスピタリティー、そして何よりもセンスがモロ好み♡
コースしかないので今回みたいな記念日使いが良さそうですね。
ここは間違いなし、「いっしー太鼓判」です!!
【ARGO(アルゴ)】
050-5595-4732
東京都千代田区麹町1-12 ONE FOUR TWO by tojo 9F
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130803/13018870/