今回宿泊させていただいた話題のアートホテルとしても名高い「SHIROIYA HOTEL」
ハイライトは併設しているゴ・エ・ミヨを3年連続取得しているフレンチ
『the RESTAURANT』
オープンキッチンに面したカウンター14席のみという特別な空間が実にLuxuryでしょ!?
群馬出身のシェフ片山ひろさんと、ソムリエ児島由光さんのコンビが織りなす群馬愛溢れた、料理&ドリンクがいただけるんですよ。
席に着いただけでワクワクが止まらないね。
いただいたのは【上州キュイジーヌ】シェフのおまかせディナーコース(16,500円)
アルコールとノンアルコールのペアリングにしてもらったよ。
ちなみにワインはもちろん、ノンアルコールも非常に凝ったものになっているので、こちらも楽しんで欲しいな。
◾️めぶく。
前橋のビジョン「めぶく」を表現したスターター。
ほんのりとした温かさと上質な甘さのとうもろこしには柑橘のジュレ。
お米チップスには赤城山の2種類のチーズを。
群馬の最高級ニジマス「ギンヒカリ」とハーブのタルタルをパリパリ食感で仕上げ。
◾️枝豆
味緑(みりょく)という名の枝豆、青のりのクリーム、豆腐のムース。
旨み・甘み・香りが凄まじい味緑と、さまざなテクスチャーを味わえる逸品。
これは写真だとなかなか伝わらないからぜひとも食べてほしいな。
お茶のような旨味のオレンジワインを合わせて。
◾️上州地鶏 ★いっしーリコメンド
出てきた瞬間…アーティスティックな美しさにうっとり。
上からアマランサス、赤シソのジュレ、フォアグラ、茗荷、そしてナス。
合わせるのはこれまた美しいロゼ。
上質な脂身の地鶏+濃厚なフォアグラの強力コンビに合わせた赤シソがいいバランスをとっているんです。
◾️鮎
鮎のフリット、チーズ、青リンゴ、ズッキーニ、ハーブ。
味変に鮎のキモのピューレを。
ハーブのシャキシャキ感が、オレくらい爽やかな逸品(笑)
◾️OKIRIKOMI
群馬県民のソウルフード「おきりこみ」って知ってる!?
おきりこみとは、小麦文化が根付いている群馬県らしく、小麦で作った幅広麺と、野菜を入れて煮込む麺料理のこと。
こちらでは麺の代わりに大根を。
その他、にんじん、こんにゃく、うどんのピューレ、唐辛子のオイルでピリ辛仕上げに。
皆さん…令和のNewオキリコミはこんなにモダンになりました(笑)
◾️えび大根 ★いっしーリコメンド
エビのエキスたっぷりのビスクに仕上げはバニラの香りを。
アルデンテなリゾットに、2種類の大根がアクセントになってるんです。
◾️岩魚
皮目パリッと仕上げたクリスピー感がたまらないイワナには、ブイヤベースのソースを合わせて。
◾️分かち合い
群馬県が誇るブランド牛の赤城牛とロメインレタスのシンプルな逸品は、その名も「分かち合い」
見た瞬間、まさにディープインパクト。
群馬で有名な鳥山畜産の肉は、ご覧の通り芸術的な火入れ。
肉のポテンシャルをしっかり味わえる味付けは、比較的シンプルにトリュフのソースを。
シャキッとした食感を残した助演男優賞ばりのロメインレタスもすげぇんです。
いやぁ…うまい。
◾️果実
バナナアイス、チョコレートのムース、群馬県産のマンゴー、その名も「ぐんまンゴー」、パンナコッタをあわせたデザート。
最後にくるスパイシーな刺激もいいね。
◾️YAKIMANJU
群馬県民のソウルフード第二弾(笑)「焼きまんじゅう」
今では慣れたけど、初めて群馬に来た時食べた時、まんじゅう…っていう名前とは全く違う食べ物で「なんだこれ…!?」と思ったのも良き思い出。
甘しょっぱい味付けのまま、可愛くブリュレに。
メインの肉料理以外、マットな質感の白い器は主役の料理を引き立てるもの…という配慮。
なかなか勇気のいる選択だと思うけど、器の造形美の美しさと相まって単調さが全くないのはお見事だね。
それにしてもonly oneな個性が際立つな。
月に1回くらい群馬に来て、いろんなうまい店を発掘しているけど、ここは正直段違いなレベル。
フーディーが群馬で食事するならはここは筆頭かな。
残念ながら北関東からはミシュランが選ばれないらしいんだけど、オレが「ミシュラン」…いや「イシュラン★★★」をあげちゃうよ(笑)
【the RESTAURANT】
027-231-4618
群馬県前橋市本町2-2-15 SHIROIYA HOTEL 1F
https://tabelog.com/gunma/A1001/A100101/10021895/