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熟練の職人技で拘りの江戸前鮨を『西麻布 鮨 ふくじゅ』

「西麻布で寿司」

はい、俺の大好きな言葉です(笑)

 

…というわけで今宵訪れたのは今年の2/14(バレンタインデー)に西麻布交差点すぐ近くにオープンしたばかりの新店

 

『西麻布 鮨 ふくじゅ』へ。

「王道の江戸前鮨」を掲げ、使うシャリは全て赤酢…という大将のこだわりが詰まったお店です。

 

 

料理はシンプルに「おまかせの握り」のコース2種類のみ。

乾杯はシャンパン「KRUG」で…いきなり贅沢しちゃったよ(笑)

 

■お出汁

まずは胃を整えるために、シンプルにカツオと高級珍味・バチコを使ったお出汁から。

 

■中トロ

おおっ!大好きな中トロの登場♡

ちなみに少食男子なのでシャリは通常より少なめにしてもらっています。

これ食べるだけで、ここの実力がわかるな。

 

■前菜

旬のタケノコだったりの前菜3種類。もずく酢でサッパリと。

 

■ヒラメ

6日寝かしたヒラメは、身もしっかり&旨味もしっかり。

 

■スミイカ

上にはパウダー状の塩が…イカの甘味をさらに引き立てる素晴らしい脇役です。

 

■真鯛

 

■あかむつ ★いっしーリコメンド

別名ノドグロね。サラッと炙られた高級魚は美しい脂が浮き出て、甘みと旨みが凝縮されているんです。

いやぁ…こりゃぁうまい!!

 

■しめ鯖の刺身

締めてる感があまりない!?けどしっかり締まっている…絶妙な加減のしめ鯖は大将自慢の素材。

 

■ボタン海老

あえて厚めに切ることにより、海老の旨みを最大限に味わえる工夫もお見事!!

 

■太刀魚の幽庵焼き

口の中に入れた瞬間、感動が瞬時に訪れる逸品。

ユズの香りと脂身が実にマイルドに心地よくふわっと感じられるね。

横には箸休め的にザーサイの浅漬けが。

 

シャンパン2杯いただいた後は、気になっていたこちらのお酒

「ケンシロウ お前はもう死んでいる」の焼酎を(笑)

実は北斗の拳が人生のバイブルなんでね…。見かけた瞬間こりゃ呑むしかないでしょうと…。

調べたら全部で5種類あるんだって…。やばい…これを機に普段焼酎飲まないけど買っちゃいそうだ(笑)

 

■根室のウニ

ウニの下にはもちろんシャリも…これをワンスプーンで一口…と思いつつももったいないから二口で(笑)

小細工なく、ウニの旨みをダイレクトに楽しめます。あぁ…こりゃクセになるな…。

 

■赤みの漬け

他では見られない超絶技巧の赤みの漬けは、薄く切った赤身を巻いて、それをサラッとシャリに乗せて。

赤身の酸化するタイミングを計算しているらしいんだけど、大将の話を聞いていると科学の授業を聞いているようでした(笑)

 

■中トロの漬け ★いっしーリコメンド

いただいたものは全部うまかったけど、今回のNo.1はこちらかな。

表面を炙って漬けにした中トロを薄く切り、それを3枚重ねにしたこれまた見たことのない逸品。

炙った面が少し硬くなることを計算し、ズラして重ねてできあがり。

初めて食べる中トロの漬けは、見た目のクリエイティビティもさることながら、「口福感」がたまらない。

ぜひとも、これは全国のフーディーに食べて欲しいな。

 

■コハダ

 

■イクラ

こんな薄い色のイクラって見たことないなぁ…なんて思ったら、実はこれが本来の色なんだって。

食べて見るとTKGみたいな感じ!?まろやかな味わいはイクラ丼にして何杯でもご飯いけちゃいそう(笑)

 

■茶碗蒸し

上には柚子胡椒、中にはあん肝、ホタルイカ。

…とここでビックリしたのは、茶碗蒸しに合わせるお酒を用意してくれている点。

果実味があるお酒とのマリアージュ…初体験だったけど楽しすぎました(笑)

 

■羅臼のウニ

一瞬ウニのリゾット!?って思わせる見た目に反して、食べるとしっかり「寿司」になっているだよね。

お見事です!!

 

■大トロ

表面をさらっと炙った大トロ。あえての脂を少し落とす感じか!?

テクスチャーの変化を楽しみつつしっかりとしたトロの旨みも楽しみつつ…。あぁ夢見心地です(笑)

 

■厚焼き卵

海老の風味漂う厚焼き卵には、口の中が大トロになったものをリセットする意味合いもあるんだって。

 

■穴子

フワッフワ感がたまらない香ばしい香りの穴子。

 

■蛤のお吸い物

 

■鉄火巻き

最後はシンプルな鉄火巻きで。中にはエシャロットのシャキシャキ感も。

 

■イチゴ

品種はお初のやよいひめ。糖度が高めで程よい酸味とのバランスが絶妙な品種だね。

茶碗蒸しに続いて、このイチゴに合わせるお酒とのマリアージュも楽しめます。

 

いやぁ…今まで色々食べてきたけど、なかなかこんなに勉強になる食事ってないな…と。

特にシンプルな寿司で、こだわればここまでできるものなのかと、ただただ感心…そしてただただ賞賛。

コースもお任せとは言うものの、大将がこちらの味やお酒の好みを察してくれて色々提案してくれるのでとにかく楽しい食事ができるんですね。

 

伝統と革新…相反することを見事に実現した間違いのない名店ですよ。

 

 

【西麻布 鮨 ふくじゅ】
050-5456-6577
東京都港区西麻布4-11-28 エンパイアマンション
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130703/13243706/

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