本当は教えたくない…そんな隠れ家を見つけた…大雨だったけど行ってよかったと思えた至福の夜…。
『天潮酒店』
小さな看板はあるものの、外観はまさに普通の2階建ての少し古い家(笑)
中に入ると、さすがです…やはりここはオシャレな三軒茶屋。
ビンテージ感をうまく生かしながら、程よくリノベ。ここら辺はセンスだよね。
ちなみに2階には和室の個室も用意。
入口が別にあって、しかもトイレも別にあるので、お忍びでもいけちゃいます(笑)
正座じゃないって言うのも嬉しいポイントかな。
まずは日本酒を一杯…ではなくて、中身は実は玉ねぎと鰹のお出汁。
胃を温めて、食欲を向上させる効果があるんです。
ワインは中央ヨーロッパや日本のナチュールワインを用意。
ほんのりとした綿菓子のような甘味が特徴の、マシュマロネーロから。
◾️前菜6種盛り合わせ
パプリカの塩麹、ホタルイカと菜の花の和え物、サワラのタタキにはエシャロットと赤玉ねぎ。
沖縄郷土料理のにんじんしりしり、イノシシの糠漬け、韮山トマトの土佐酢漬け。
豪華盛り合わせの登場。これ食べただけで、シェフの想いやクオリティーの高さが感じられますね。
◾️グリーンサラダ
東京農園こだわりのカラシナ、ワサビナ、ケール、そして日本一とも呼ばれるルッコラを自家製昆布茶のドレッシングで。
日頃の野菜不足をこちらで補います(笑)
◾️豚足とベーコンの春巻き
香味野菜で煮出した、豚足、ベーコン、エシャロットを春巻きに
酢醤油と、オリジナルの香りのたかい金柑胡椒をつけて。
続いてはセルビアのワイン、程よい重さの「クレイジー・ルッド」
◾️クロック太太 ★いっしーリコメンド
ルーローハンの角煮のような甘めも味付けをしたカンパーニュ。
中にはお肉とスクランブルエッグ、チーズ。
表面はカンパーニュのカリカリ感を残しつつ、中身はルーローハンのエキスがたっぷり染み込んだシットリ感。
ちなみに手でパクリ…が正解らしいです。
今までにない食感なので、最初は戸惑うもののなんだか食べていくに従ってクセになる味。
◾️福島県産天然真鯛のポワレ ★いっしーリコメンド
上にはでっかい黒キャベツに、桜エビのパウダーを添えて。
クリーミーなチョリソーと牛乳のソースが絶品。
柔らかなテクスチャーの真鯛のポワレのポテンシャルを最大限に引き立ててるんだ。
白インゲン豆もいいアクセントになってるね。
◾️ぜんざい
デザートは彩りも美しい、まさに春を感じられるぜんざい。
中にはほうじ茶の白玉、ピンク色はいちごのソース、上に乗った5色アラレの可愛らしさも際立ってます。
いやぁ…なるほどなるほど…。ここは面白い。
常連さんに愛されそうな抜群のホスピタリティーの高さに加え、どの料理もしっかり説明してくれてとにかくこだわり満載。
しかもワインも他ではあまり見かけないような独自のこだわりを持っていたりして…ワイン好きのフーディーは絶対好きなんじゃないかな。
本当は教えたくないお店…だけど今回は出血大サービス…特別に教えちゃいます(笑)
【天潮酒店】
050-1724-1123
東京都世田谷区太子堂2-29-3
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13303804/